Ref-Q™:複製されたビデオファイルの
差分解析を自動化し、業務負荷を劇的に削減

放送局や配信サービスなど、納品先ごとに異なる受け入れ基準に応じて、一つのコンテンツから複数バージョンのメディアファイルを作成することは日本国内でも一般的になりました。テロップや字幕、音声、言語、フォーマットの違いなどを理由に、微妙に異なる複製ファイルの制作作業が必要となるケースも珍しいことではありません。
それらすべてのファイルのクオリティを目視で確認することには、
- QC担当者の長時間作業
- 多くの人手とコストの投入
- 見落としによる差し戻し・再作業のリスク
といった課題がつきまとい、従来の手作業による検証では、確実性の担保とコスト面において大きな負担を生じてしまいます。
■ Ref-Q™とは
Ref-Q™は、オリジナルファイルと複製されたファイルを比較して差分を自動検出する、Venera Technologies のビデオファイル比較ソリューションです。クラウド上で動作するQuasar®、またはオンプレで動作するPulsar® Professionalにおいて提供される機能で、差分解析に必要とされる作業の大部分を自動化。高速・低コスト・高精度な検証を可能にします。
- 人による細かい目視確認を大幅に削減
- 正確性の高いQCを実現
- 品質リスクを最小化
- 納品までのリードタイムを短縮
現場のQC担当者は「Ref-Q™が差分としてピックアップした箇所」だけを確認すれば良くなるため、業務効率が飛躍的に向上します。
■ 主な活用シーン
1. トランスコードによる品質劣化の検出
トランスコード処理の過程においては、ドロップフレームや黒味・カラーフレームの混入、映像の劣化などの不具合が発生する場合がありますが、仮に数フレームのみに発生した場合、目視によるチェックでは見逃されてしまうリスクが非常に高くなります。Ref-Q™は、オリジナルファイルとトランスコード後のファイルを自動で比較し、差分が確認された箇所を正確に報告します。
2. 複数ファイルの整合性チェック
同一のコンテンツから作成された解像度の異なる複数のメディアファイルを纏めて納品する場合がありますが、それらのファイルが“完全に同一のコンテンツ”であることを必須条件とされている場合、わずかな違いが含まれているだけでも納品先によっては差戻しの対象となってしまいます。Ref-Q™は複数のファイルを自動で比較し、コンテンツに差異が確認された場合は直ちに報告します。
3. 字幕/テロップの差分検出
字幕/テロップが挿入されたすべての箇所を手作業でチェックすることはとても非効率的で、ミスを誘発する原因にもなります。Ref-Q™は複数のファイルをフレーム単位で比較し、テキストが付加されたすべての位置を自動で抽出、記録。詳細なレポートを生成します。差分の確認が容易になるだけでなく、生成されたレポートは版権元への確認や再編集の指示などに活用することもできます。
出力レポート形式
Ref-Q™は差分セグメントの開始/終了タイムコードを記載したXML/PDFレポートを生成します。これにより、目視による確認が必要な箇所を効率的にレビューできます。
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