12G-SDI対応リクロッキング分配器
9915DA-12G
9915DA-12Gシリーズは、16出力に分配可能な12G-SDIに対応したリクロッキング分配器です。4K需要の増加とともに、ラックルーム内に12G-SDIを分配する必要性も大きくなっていますが、9915DA-12G を使用することで、最大45mまで信号を伝送でき、ラックルーム内の様々な機器に信号を分配することが可能です。
1入力x16出力、2入力x16出力、4入力x16入力の3モデルがラインアップされており、コントロールアプリケーションのDashBoardを使用することで、1x8のデュアルチャンネルや、1x4のクアッドチャンネルなどクロスポイントルーティングの設定も可能です。フェイルオーバー機能も備えており、プライマリ入力が失われた場合には、バックアップのセカンダリ入力に自動で切り替えることも可能です。最大10枚の9915DA-12GカードをopenGear®フレームにインストールすることで、最大160出力に分配することもできます。
また、SFPオプションによるファイバー入出力も使用可能で、光伝送もしくは、SMPTE2110や2022-6によるIP伝送も可能です。
主な機能
- 1x4クアッドチャンネル、1x8デュアルチャンネルや、1x16シングルチャンネルなど各種ルーティング設定が可能
- 12G/6G/3G/HD/SD-SDI、ASI、DVB対応
- 入力データレートの自動検出
- SFPオプションによるファイバー入出力
- フェイルオーバー機能
- SFPモジュールを装着することによって、SMPTE2110/2022-6によるIPの信号とSDIの信号を混在させたルーティングが可能
ダイアグラム
※上記は9915DA-4x16-XPT-12Gのダイアグラムです。
仕様
| I/O | 12G/3G/HD/SD-SDI対応 75Ω SDIインプット x4入力 12G/3G/HD/SD-SDI対応 75Ω SDIアウトプット x16出力 サポートしているSDI フォーマット：SMPTE ST2082-1、10、424M、292M、SMPTE 259M-C ※すべての入出力は12Gまたは3Gクアッド(2SI/SQD)に対応しています。 |
|---|---|
| ファイバー出力 | LCコネクタ ファイバー波長 TX: 1310nm TX Power: -5.0dBm(min) |
| ファイバー入力 | LCコネクタ 受信感度: -23 dBm; 1260 to 1620 nm |
オプション
- SFPドーターカードオプション【-DA-SFP】
SFP対応のドーターカードを追加するオプションです。リアモジュールにもファイバー入力が追加され、2入力x16出力分配器として、同軸とファイバーの両方を同時に出力/ルーティングできます。 - SFP IPゲートウェイオプション【-SFP-IP-SWD】
SFPモジュールによる、SMPTE2110/2022-6のカプセル化/非カプセル化オプションです。ベースバンドの信号とIPによる入出力を同時にルーティングすることが可能です。
ラインアップ
- 9915DA-1x16-12G【12G-SDI対応 1x16 リクロッキング分配器】
- 9915DA-2x16-XPT-12G【12G-SDI対応 2x16 デュアルチャンネル クロスポイント リクロッキング分配器】
- 9915DA-4x16-XPT-12G【12G-SDI対応 4x16 クアッドチャンネル クロスポイント リクロッキング分配器】