3G/HD/SD-SDI対応フレームシンクロナイザ
9922シリーズ
9922シリーズは、高度なフレームシンク、およびオーディオやアンシラリーデータのサポートなどの機能を提供するフレームシンクロナイザです。フレームシンクは複数のリファレンス入力から選択することができ、フェイルオーバー機能も備えています。
フレームシンク機能では、チャンネル毎のオーディオ遅延、オーディオ / ビデオオフセット、またフレームレート変換および出力レート変換が可能です。
プリセットの保存 / 読み込みも可能なため、ユーザーがカスタムした設定を保存したうえで、ファクトリーリセット状態へ変更することもできます。
ダイアグラム
仕様
I/O | ■SDI インプット / アウトプット 75Ω SDI インプット / アウトプット サポートしているSDIフォーマット:SMPTE 259M、SMPTE 292M、SMPTE 424M SDI 受信ケーブル長:3G 120m、HD 180m、SD 320m(Belden 1694A) リターンロス:1.485GHzまで15db、2.970GHzまで10db SDI アライメントジッタ:3G 0.3UI、HD 0.2UI、SD 0.2UI タイミングジッタ:3G 2.0UI、HD 1.0UI、SD 0.2UI 最小遅延(フレームシンクを使用しない場合):SD 127pixels/9.4us、720p 330pixels/4.45us、1080i 271pixels/3.65us、1080p 361pixels/2.43 us ※ リターンロスと受信ケーブル長は、使用するリアI/O モジュールによって変動します。 |
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■CVBS ビデオ インプット / アウトプット 75Ω SDI インプット / アウトプット ※ CVBS ビデオアウトプットは、選択したパスがSD-SDIを選択した場合のみ機能します。 ADC 解像度:9-bit サンプリング周波数:27MHz(オーバーサンプリングx2) Y/C分離:4ラインアダプティブコムフィルター |
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■オーディオ インプット / アウトプット AES-3id 75Ω インプット / アウトプット バランスドアナログオーディオ インプット / アウトプット アウトプットアナログインピーダンス:50Ω アナログリファレンスレベル:-20dBFS アナログ公称レベル:+4dBu アナログ最大アウトプットレベル:+24dBu(0dBFS) アナログ周波数レスポンス:±0.2dB(20Hz to 20kHz) アナログSNR:115dB(A weighted) |
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■リアモジュール仕様(一部製品のみ記載) RM20-9922-FS-A/S(デュアルカード対応):SDI インプットx2、SDI アウトプットx3 RM20-9922-FS-B:SDI インプットx1、CVBS アナログビデオインプットx1、AES インプットx1、バランスドアナログオーディオインプットx2、SDI アウトプットx1、CVBS アナログビデオアウトプットx1、AES アウトプットx1、バランスドアナログオーディオアウトプットx2 RM20-9922-FS-C:SDI インプットx4(フェイルオーバー選択可能)、GPIO/COMM、SDI アウトプットx4、リレーバイパス対応SDI アウトプットx1 |
オプション
- デュアルチャンネルオプション【+2FS】
1枚のカードで2系統の独立した信号パスが使用可能 - QCオプション【+QC】
ブラック / フリーズフレームや、オーディオサイレンスなどを判定 - Text-to-Speech オプション【+TTS】
- 緊急アラートシステムテキストクロール生成オプション【+EAS】
- 拡張フレームシンクディレイオプション【+DLY】
- アンシラリーデータプロセッサオプション【+ANC】
※ 一部オプションのみ記載
ラインアップ
- 9922-2FS【デュアルチャンネルモデル】