Case Study
導入事例

株式会社いちはらコミュニティー・ネットワーク・テレビ 様

導入経緯

株式会社いちはらコミュニティー・ネットワーク・テレビ様は、テレビ放送とインターネット、電話サービスを提供されている、千葉県市原市をサービスエリアとする地域密着型のケーブルテレビ局です。2021年度に現在の社屋を取り壊し、2022年度に新社屋への引越しを予定されており、過去の放送番組や素材ファイルを整理する必要がありました。これまで何年にもわたって貯め続けてきたデータは、NASストレージの容量だけでなくマシンルーム内のスペースも圧迫しつつあり、また長期にわたって使用し続けていたNASの中にはディスク障害を発生しているものもあり、中長期的なデータアーカイブ環境の構築が急務となっていました。
アーカイブメディアとしてはソニー社ODAのご使用が既に決定されていましたが、コンテンツ管理の部分にかかるコストが大掛かりなものとなってしまい、導入のネックとなっていました。このため、よりコストを抑えながら棚管理のしやすいXenData X1をご提案させて頂き、実機を用いたデモンストレーションの結果、ご採用いただくこととなりました。

株式会社いちはらコミュニティー・ネットワーク・テレビ 様

導入効果

今回、XenData X1に加えて、QNAP社NASも新規に導入いただきました。老朽化していた既存NASのデータをQNAPに集約、使用を停止したことにより、データロスのリスクを大幅に抑えることができました。

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QNAPに集められたファイルはX1から常に監視されており、スケジュールアーカイブ機能により定期的にODAにアーカイブされます。一度ODAにアーカイブされたファイルは全てX1のデータベースに自動で登録されるため、リストア時にどのODAカートリッジに目的のファイルがあるか探す必要はありません。データベース内を検索するだけで瞬時に目的のファイルを見つけ出すことが可能です。

ODAに何かのファイルをアーカイブしようとした際、そのファイルをQNAPに保存するだけでオペレータの作業は終了します。その後のODAへの書き込みからデータベース登録まで全てX1が自動で行うため、オペレータの労力を最小限に抑え、効率的なODAアーカイブワークフローを実現しています。

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