4K HDR/RIST/SRT/H.265対応 MPEGエンコーダ
Pacificシリーズ

4K/H.264/H.265対応 MPEGエンコーダ Pacificシリーズ 

Pacificシリーズは、MPEG-2、AVC/H.264、HEVC/H.265などの各種動画コーデックや、12G or クアッド3G-SDI(4K選択時)に対応したマルチチャンネルビデオエンコーダ/デコーダです。モデルの違いやオプションの組み合わせによって、必要な機能を柔軟に選択することが可能です。YouTubeライブと互換を持つHLSに対応しており、YouTubeを使用したHD/4K HDRコンテンツのライブ配信を可能にします。(詳細はこちら から。)またMPEG-1レイヤーII、AAC-LC、HE-AAC、LPCM、Dolby AC-3/EAC-3などのオーディオオプションにも対応しています。多様な入力/出力フォーマットに対応し、他のopenGear®対応製品との併用が可能です。

4K HEVC STREAMING ENCODE

主な機能

  • HDRエンコードに対応
  • 4K(1 チャンネル)または1080p60(最大4チャンネル)のエンコードに対応
  • MPEG-2、AVC/H.264、HEVC/H.265をサポート
  • 4:2:0 8-bit/10-bitエンコードに対応
  • アンシラリーデータをサポート
  • チャンネルごとにステレオオーディオをサポート(MPEG-1 レイヤーII、AAC-LC、HE-AACモードの組み合わせ自由)
  • 各種ネットワークプロトコル対応( RIST規格およびFEC(SMPTE-2022) はオプションで対応)

※ IP圧縮規格RISTについてはこちらから

※ HLSに対応しており、YouTubeでHDR動画のライブ配信が可能。詳細はこちらから

ダイアグラム

4K/H.264/H.265対応 MPEGエンコーダ 9992-ENC-4K-HEVC ダイアグラム

仕様

I/O ■インプット
12G / 3G / HD / SD-SDI対応 75Ω SDI インプットx2入力
3G / HD / SD-SDI対応 75Ω SDI インプットx2入力
サポートしているフレームレート: 23.98、24、25、29.97、30、50、59.94、60
※ 12G-SDI対応インプットは2入力ありますが、UHDエンコードをする際は、一度に1入力しか使用できません。
※ UHDモードでは、他の3つのHDエンコーダチャンネルは使用できません。
■アウトプット
DVB-ASI アウトプットx2出力
IP用GigE ポートx2出力
サポートしているプロトコル:UDP unicast/multicast、RTP unicast/multicast(SMPTE-2022 FEC オプション対応)、HTTP Live Streaming(ローカル / リモートサーバー)、RTMP(H.264限定)
※統合マルチプレクサーによって、MPTS over IPまたはDVB-ASI経由でMPTSが生成されます。
※ DVBテーブルジェネレーション対応。
エンコード エンコード規格:MPEG-2、MPEG-4 AVC(H.264)、HEVC(H.265)
最大4つの1080p60エンコードセッションをサポート
AVCおよびHEVCモードでのUHDエンコードのサポート(最大解像度4096x2160p60)
最大ビットレート:UHD(4K)エンコード - 150Mb/s、HDエンコード - 40Mb/s
4:2:0、4:2:2 / 8bit、10bitエンコードをサポート
オーディオエンコード エンコード規格:MPEG-1 Layer II、AAC-LC、HE-AAC(v1/v2)、Dolby AC-3、Dolby EAC-3、LPCM(SMPTE-302M)、Dolby AC-3/EAC-3 pass-through support
※ 5.1サラウンドエンコードは、AAC-LC、HE-AAC、Dolby AC-3、Dolby EAC-3で利用可能。
■最大チャンネル数
MPEG-1 Layer II:16 ステレオペア(32オーディオチャンネル)
AAC-LC:8ステレオペア(16オーディオチャンネル)
HE-AAC(v1/v2):8ステレオペア(16オーディオチャンネル)
Dolby AC-3:16 ステレオペア(32オーディオチャンネル)
Dolby EAC-3:8 ステレオペア(16オーディオチャンネル)
AAC/Dolbyモード使用時は、5.1サラウンドエンコードを使用可能(オプション)
アンシラリーデータ クローズドキャプション:SMPTE-334M(EIA-608/EIA-708)、Line 21(SDソース)
AFD:SMPTE-2016、Line20/22 WSS(SDソース)
SCTE-104からSCTE-35への変換
SMPTE-2038 汎用アンシラリーデータ転送(タイムコード、KLVなど)

オプション

ソフトウェアオプション

  • RISTオプション【+RIST/ARQ-ENC】
    RISTによるARQ機能を使用できるオプションです。このオプションを搭載したエンコーダは、RIST対応のエンコーダ/デバイスに対して高品質の映像を送信することができるようになります。
  • SRTオプション【+SRT-ENC】
    SRTによるARQ機能を用いたエンコードオプションです。
  • FECオプション【+SMPTE2022】
    前方誤り訂正(FEC、Forward Error Correction)機能を使用できるオプションです。
  • オーディオエンコードチャンネルオプション【+MP1L2-AAC】
  • Dolbyステレオエンコードオプション【+ENCD-2.0】
  • Dolbyサラウンドエンコードオプション【+ENCD-5.1】
  • 4:2:2エンコードオプション【+422】

ハードウェアオプション

  • NEW SMPTE ST-2110入力オプション【Indigo 2110-DC-02】詳細はこちらから
    SMPTE ST2110の映像信号を入力し、RISTやSRTを用いて遠隔地へ伝送することが可能になります。

ラインアップ

  • Pacific 9992-ENC 【AVC / MPEG2 エンコーダ】
  • Pacific 9992-DEC 【AVC/MPEG‐2 デコーダ】
  • Pacific 9992-4ENC-4K-HEVC 【4K対応 HEVC / AVC / MPEG2 エンコーダ 】
  • Pacific 9992-DEC-4K-HEVC 【4K対応 HEVC/AVC/MPEG‐2デコーダ】
  • NEW PACIFIC ULL-DEC 【超低遅延モデル】