Case Study
導入事例
日本テレビ放送網株式会社 様
日本テレビ放送網株式会社 様
導入経緯
回線センター様では、社内回線の構築・監視以外にもFPU装置の制御からSNGの管制、近年増加しつつあるIP伝送装置の制御など多岐にわたる業務を行っており、それに伴う監視・操作しなければならない機器も多岐にわたっておりました。各機器はオペレーション卓やラック室の各所に設置され、都度操作のためオペレータが移動する必要がありました。また、操作端末に不具合が生じた場合、各所に赴き原因を調査しなくてはいけないため、即時性の求められる復旧作業にも時間を要することが多かったそうです。今回の回線センター様の更新では、そのような機器へのアクセシビリティを向上させるという目的のもと、KVMシステムを導入して頂きました。
監視卓のプラグラマブルキーボード
導入効果
今回の更新により、予備機を含む全ての回線切替端末がKVMシステムに接続されました。これにより、操作端末に不具合が生じた場合でも即座に予備機に切替えることが可能になり、初動対応が迅速に行えるようになりました。また、更新前は各端末の運用情報を内線電話や社内インターホンを利用して確認する必要がありましたが、各所に設置されたCONユニットから直接、確認することが可能となり、より効率的なシステムの構築を実現しました。
その他、IHSE Draco tera Enterprise 480スイッチを導入いただいたことで、
- 重要な機器、拠点にはリダンダントモデルのエクステンダーを採用
- 先取り操作権、Video Sharing機能の設定
- プログラマブルキーボードによるワンタッチKVM切替
- U-switchによるマルチスクリーンコントロール機能
など多くの点でご評価いただいております。