Editing Support BOX
エディティングサポートボックス
編集システム構築の経験豊富な伊藤忠ケーブルシステムへご相談ください
NAS環境でのMediaComposerシーケンスの同時使用方法
- システム :
- 入出力BOX :
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MediaComposerで同じタイミングで同じシーケンスを使用したいといった場合がある。
(例:ユーザーAで現在編集中のビンの中にあるシーケンスを、ユーザーBがソースとして使いたい)
こういった場合のNAS環境等で同時に使用する方法をお伝えします。
※この方法では2つ以上のユーザーで同時に1シーケンスを編集できないのでご注意ください。(該当シーケンスをコピーして、別シーケンスとして編集することは可能)
手順(同一プロジェクト内で作業を行う場合)
1.ビン画面でユーザーのロック状態を確認してください。
右上にある鍵マークが赤い場合、他ユーザーで使用されているため中に素材を追加、またはシーケンスを編集することはできません。
2.作業予定の既存の別のビンを使用or新規ビンを作成してください。
3.ソースとして使用したいシーケンスを”コンポーザー画面の左側”、あるいはタイムラインのソース側にドラッグ&ドロップで移動させてください。
その際に、シーケンス内の一部のみ使用する場合はIn点やout点を変更してください。
移動後に任意に応じて、追加で編集を実施してください。
編集の実施後プロジェクトを閉じようとした場合、下記写真のように警告が出るため、
”保存しない”を選択してください。保存しないことで別途編集中のビンに影響を与えることなくシーケンスの使用が可能です。
手順(別プロジェクトで作業を行う場合)
1.別プロジェクトを開きましたら、上メニューから”ファイル=>ビンを開く”を選択し、使いたいシーケンスがあるビンを指定してください。
2.指定したビンが開くので、ソースとして使用したいシーケンスを”コンポーザー画面の左側”、あるいはタイムラインのソース側にドラッグ&ドロップで移動させてください。
その際に、シーケンス内の一部のみ使用する場合はIn点out点を変更してください。
3.移動後に任意に応じて、追加で編集を実施してください。
編集の実施後プロジェクトを閉じようとした場合警告が出るため、
”保存しない”を選択してください。保存しないことで別途編集中のビンに影響を与えることなくシーケンスの使用が可能です。
これらの手順で同じシーケンスを同タイミングで使用可能です。
ただし、編集した内容がリアルタイムで反映されるわけでないためご注意ください。
もし別途編集した内容のシーケンスをソースで使用したいなどございましたら一度プロジェクトの開き直しが必要になります。
※この記事は予告なく変更することがあります。