Editing Support BOX
エディティングサポートボックス

Media Composerは基本的にプロジェクトと素材のフレームレートを合わせる必要があります。

そのため、プロジェクト設定が23.976fpsなのに24fpsの素材をAMAリンクすると、最後の１フレームだけ欠けてしまうことがあります。

MediaComposer-ｖ8.3から、この問題を解決するメニューが搭載されました。

AMAリンクしたクリップを右クリック＞ソース設定に進み、「Playback Rates」タブを開くと、リンクした素材の情報が表示されます。

ここで、「Playback Frame Rate」項目を「Clip’s FPS (24.000)」から「Project’s FPS (23.976)」に変更し、「Apply」をクリックすると、

フレームレートがリセットされ、欠けていた最後の１フレームが復活します。

なお、この設定はAMAリンクしたクリップにのみ適用可能です。

またv8.3からAMAリンクしたQuickTimeクリップとの親和性が高まり、元素材を上書きした場合にAMAクリップが入っているビンを再度開き直せば自動で素材は更新されます。

そのため、大量の素材を入換える作業ではAMAリンク素材を使用した方が効率が上がるかもしれません。

お試しください。