Editing Support BOX
エディティングサポートボックス
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CDからオーディオをインポート
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FinalCutProの良い所の一つに、Finderで開いたファイルをそのままFCPのブラウザにドラッグ&ドロップすれば、すぐにリンクが貼られ、素材として使用できる、ということが挙げられます。
オーディオCDのような場合でも、CDをFinderで開いて、FCPのブラウザにリンクさせても編集できてしまうのですが、そこが問題となる場合もあります。
その問題点には、「CDから再生しながらの編集は、重い」「CDをMacから取り出したら、オフラインになってしまう」「サンプルレートが合わない」などが挙げられます。また、ファイルの設定がシーケンスと一致しないと、リアルタイム性に影響が出ます。
この問題を回避するためには、まず、オーディオデータをMac本体もしくは外付けHDDに保存します。
これは、安定した再生速度を保ち、オフラインにならないようにするためです。
また、サンプルレートは、CDから直接読み込むと44.1kHzですから、必ず48kHz(もしくは32kHz)に変換しましょう。
下記にその方法を紹介します。
サンプルレート、ファイル形式を変換(例:AIFF、48kHzへ変換)
(1)FCPのブラウザ上にCDのオーディオを読み込む
(2)サンプルレート、ファイル形式を変換する必要があるファイルを選択し、
「ファイル」メニュー(もしくは右クリック)→書き出し→「QuickTime変換を使う」を選択
(3)「形式」メニューから、「AIFF」を選択
(4)「場所」メニューからファイル保存先を 内蔵もしくは外付けHDDに設定。
(5)「オプション」ボタンを押し、
レート:48.000KHz
を選択、他にもサンプルサイズなど必要に応じて選択する
(6)設定が完了したら、「保存」ボタンを押し、出力させる。
(7)書き出しが完了したら、(1)でブラウザに読み込ませたファイルは削除し、新たに書き出したAIFFファイルをブラウザ上に読み込ませる
これで、編集に適した状態のオーディオデータが作成できました。
ポイント:オーディオファイルは、HDDへ!サンプルレートにも注意を!
※この記事は予告なく変更することがあります。