Editing Support BOX
エディティングサポートボックス
編集システム構築の経験豊富な伊藤忠ケーブルシステムへご相談ください
複数のカットにディゾルブをまとめてかける
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編集をある程度進めた後に、「ここからここまでの全てのカット間にディゾルブをかけたい」と思ってしまったら・・・、
一つ一つブラウザからドラッグ&ドロップでかけていくことはできますが、クリップ数が多い場合は大変ですよね?
下記に、指定した区間のカット間に、まとめてトランジションをかける方法をご紹介します。
これで作業効率がちょっと上がるかもしれませんね。
※FCP7.0からは、シーケンスにin-out点を打ちトランジションエフェクトをかけると、複数のカット間にまとめてエフェクトがかかります。
※画像が荒い部分がありますが、クリックすると綺麗に見えます。
☆まとめてトランジションエフェクトをかける
↓このような、単純なカット編集の全てに、ディゾルブをかけてみます。
①最初のクリップ以外を選択する
②タイムライン上の選択したクリップを「トランジション付き上書き」にドラッグ&ドロップする
③トランジションがかかりました!
「トランジション付き」でクリップを貼り付ける場合、貼り付けるクリップの頭に、デフォルト設定されているトランジションが画音両方にかかった状態で貼り付けられます。
また、ポジションバーがある部分から上書きをするため、「トランジション付き」にドラッグする前に、必ずポジションバーを選択したクリップの頭に移動させておきましょう。
☆よく使うトランジションを設定
デフォルトの状態では、ビデオは1秒のディゾルブ、オーディオは1秒のクロスフェード(曲線的)に設定されていて、「トランジション付き」で貼り付けたときには、この設定でエフェクトがかかります。
Command+Tのショートカットでトランジションエフェクトをかけた場合も、このデフォルトトランジションがかかります。
「2秒のフェードイン/アウト・ディゾルブ」を全てにかけたい等、デフォルトのトランジションの設定を変更した上でデフォルトに設定したい場合は、下記を参照にしてください。
(1)ブラウザからエフェクトをダブルクリックし、ビューアに表示する
(2)トランジションの長さなど、変更したい箇所を設定した後、マークを、ブラウザ内の「よく使う項目(FCP6.0以降)」(FCP5.1以前は「お気に入り」)へドラッグ&ドロップする
(3)お気に入り(よく使う項目)に入れたトランジションを右クリック
→「デフォルトのトランジションとして設定」をクリックする
デフォルトに設定されると、トランジションの名称に下線が引かれます。
※タイムライン上で設定したエフェクトを「よく使う項目(お気に入り)」にドラッグ&ドロップすると、そのまま登録されます。ただし、「トランジション付き上書き」などで貼り付けたような、画音同時にエフェクトがかかっている部分に関してはドラッグできません。
※この記事は予告なく変更することがあります。