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【CalDigit HDPro】Windowsで2TBを超えるボリュームでの設定の注意

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2008年9月26日
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WindowsでHDProを2TBを超える単一ボリュームでマウントさせる場合、特殊な設定が必要となります。

↓CalDigitのサポートページ

http://www.caldigit.jp/index.php/faq-support-8/104-hdpro-2tbwindows.html





ただし、Windowsにて、HD非圧縮以上の解像度でキャプチャする場合、HDProの2TB以上のボリュームを作れる方法では不具合が発生するケースが多く報告されています



ちなみに、Avidで検証を行ってみたのですが、HD非圧縮8bitでのキャプチャをした際に、

「Video Over Run」といった内容のエラーが出てキャプチャができませんでした。



この場合の対処法として、

・セクタサイズ 512でイニシャライズをかける


(イニシャライズは必ず使用するプラットフォームと同じ環境で行います。Windowsで使用する場合は、Windows上でイニシャライズをかけます)



・2TBを超えるLUN(ロジカルユニットナンバー)を避けるために、スライシングをかける



・スライシングをかけたら、LUN MappingでLUNを各スライスに割り当て




・どうしても1つのドライブに見せたい場合は、「ディスクの管理」でスパンボリュームを組む



という手順が考えられます。




①既存のアレイがある場合はDelete Arrayで消去し、セクタサイズ512でイニシャライズをかけます。(RAID 0、 RAID 5どちらでも問題なし)



②イニシャライズが完了したら、Optionsで「Slicing」を選びます。



③2TBを超えそうな場合は各スライスを1、900以下の値に設定します。



④スライスが完了したら、Optionsから「LUN Mapping」を選びます。


0から順に、作成したスライスにLUNを割り当てます。LUNはコンピュータから見て1つのハードディスクとして認識される単位です。



⑤LUNを割り当てたら、ディスクの管理でハードディスクのように見えます。ボリュームを作成し、フォーマットをかけます。(クイックフォーマットで構いません)




ちなみに、今回検証を行ったシステムは下記の通りです。
 




WindowsXP SP2

Avid MediaComposer 3.0

CalDigitドライバー1.8.3

RAID Shield 1.8.2
 

※この記事は予告なく変更することがあります。

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