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エディティングサポートボックス
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Macintosh(FCPシステム)一般的なトラブル対処法
- システム :
- 入出力BOX :
- Ver.
1.再起動
先ずは起動しているアプリケーションがあれば保存・終了し、システムを再起動します。
場合によっては、一度システム終了してから数秒後に新たに起動します。
2.Backupパーティションからの起動
当社でインストールしたシステムは、インストール時に正常動作を確認したシステムをBackupパーティションにコピーしています。
発生したトラブルがBackupから起動して解決されれば、システムが原因だった事の切り分けができます。
起動ディスクの変更は、システム環境設定/起動ディスクで行います。
解決できなかった場合はハード系のトラブルの可能性が高くなります。
3.FCPの初期設定ファイルの削除
システム全体を入れ替えなくてもFCPの初期設定ファイルを削除で解決する事が多くあります。
参考HP http://docs.info.apple.com/useful.html?artnum=302337-ja
また、「FCP Manager」
http://www.reinphase.com/software/fcp-manager/ 等の設定管理ソフトの利用も有効です。
4.新規ユーザーの作成
これも結果的には各種初期設定ファイルを削除する事と同じなのですが、現在の使用環境は保ったまま簡単な操作で切り分けが可能です。
5.ドライバーの再インストール
当社でインストールしたシステムは、DATAパーティションにインストールした各種ドライバーをコピーしてあります。
この中のKONAドライバーを再インストールするのも有効です。
この時に上記3の[FCPの初期設定ファイル]も自動的に実行されます。
6.PRAMクリアの実行
この操作は、Mac全般的なトラブル対処に有効です。
起動ボタンを押したら、即座にキーボードの「Command」「Option」「P」「R」の4つのキーを押し、起動音が3回鳴ったら手を離します。
ただしこの操作では、ユーザーが設定した項目が一部リセットされるので気をつけて下さい。
参考HP http://docs.info.apple.com/useful.html?artnum=2238-ja
7.周辺機器を外す
この操作も、Mac全般的なトラブル対処に有効です。
接続されているハードディスクやDV機器などのUSB、FireWire機器を外し、本体、ディスプレイ、キーボードだけでチェックします。
8.各ソフトのバージョンの確認
FCPシステムでは、OS、QT、FCP、KONAそれぞれのバージョンの組み合わせが非常に重要です。
アップデータが公開されたからと言ってアップデートしてしまうとトラブルの原因になります。
アップデートによって不具合が発生した場合は、Backupから復元するしかありません。
9.APPLE Hardware Testの実行
ハードウェアのトラブルで多いのがメモリー不良です。
このメモリーのチェックも含めて、Mac本体に関するテストプログラムが[システムインストールDVD]にインストールされているのでこれを実行します。
この結果を基にハードの交換・修理を行います。
10.Apple等のHPの活用
・FCPのサポートページ
http://www.apple.com/jp/support/finalcutpro/
・AJAサポートページ
http://www.aja.com/html/support.html
・ASKサポート
http://www.aja-jp.com/
・Creative Cow フォーラム
http://forums.creativecow.net/cgi-bin/new_change_forum.cgi?forumid=94&view=a
・MacDTV
http://www.macdtv.com/
等を参考に、解決法が無いか確認して下さい。
※この記事は予告なく変更することがあります。