Editing Support BOX
エディティングサポートボックス

編集設備の購入、既設システムの改修、増設に関するお問い合わせは、
編集システム構築の経験豊富な伊藤忠ケーブルシステムへご相談ください

長寿TV番組「ER」の制作にREDカメラが採用されました。

1つ星
読み込み中...
2009年5月28日
  • システム : 
  • 入出力BOX : 
  • Ver. 

Studiodaily.comに標記の記事が掲載されています。


ER Goes Red in the Home Strech -3/26付


 



■内容の抜粋


○過去15年にわたり35mmフィルムでの撮影が中心でしたが、最近の7話ではREDカメラが撮影に使われました。



○デジタルカメラの選考にあたり、Sony HDW-900は品質が要求に合わず、
Panavidion Genesisは重量に問題がありました(番組の60%はステディカムでの撮影)



○撮影には16GBのCFカードを使い(10分収録)、RAIDディスクへコピーされ、デイリーとAvid用のメディアにコンバート。バックアップはSANとLTOテープの2箇所に行われました。(3段階のバックアップ?)



○REDのデータマネージメントは良いソフトが無かったので独自に作成し、レンダリングはRED社のソフトを使用してレンダーファームを構築しました。



○Avid MC NitrisDXでの編集画質には、オフラインがDNxHD36(基本的なLUTを適用)、マスタリングにはDNxHD175(log color spaceを適用)が採用されました。



○最初の2話に関して、カラーコレクションは「DNxHD175からのD5テープ」で行われましたが“問題”が発生しました。全体で500カットのうち10%で圧縮に関係するバンディングが発生していました。この部分だけは、元のR3Dファイルに戻り、HD非圧縮画質のDPXファイルを作成して対応しました。



○3話目以降ではDNxHD175画質の使用が中止され、Autodesk Smokeを使用したDPXファイルでのコンフォームを採用、D5テープを経由してda Vinci 2Kでカラーコレクションが行われました。



○DNxHD36でのデイリーとオフライン編集は継続されました。



○1080pマスターのアーカイブはHDCAM SRです。



DNxHD36の画質は、高圧縮されているにも関わらず品質が高いため、今後、すべてのDNxHD36素材をLTO3テープにアーカイブするようです。
 

※この記事は予告なく変更することがあります。

1つ星
読み込み中...