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Facilis HUB共有サーバーでDaVinci Resolveのプロジェクトが管理できます!Part 3
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Facilisサーバー上にDaVinciのプロジェクトサーバーを作成しましたら、定期的にプロジェクトのデータベースをバックアップする必要があります。
【定期的にDaVinci Resolveのプロジェクトデータベースをバックアップする方法】
DaVinciのデータベースは、FacilisのシステムOSディスクに置かれている状態です、RAID保護されたFacilisボリュームに、DaVinciプロジェクトを作成しているわけではないです。そのため、手動で定期的にバックアップを取ることをお勧めします。
DaVinciのバックアップファイルを書き出す時に、Facilisボリュームを指定すればRAID保護された状態で管理することが可能になります。
①Backup を作成するには、DaVinci Resolve Project Serverを起動して、Project Librariesにある作成した”DaVinci”ライブラリのインフォメーションボタンをクリックします。
下図のように詳細が出てきますので、”Backup”ボタンをクリックします。
②バックアップする先を聞かれますので、Facilisのボリュームを指定します。
今回は、先ほどコラボレーション用のAccessKeyを書き出す際に作成している Facilis ボリューム「DaVinci_Project_AcccessKey」を指定しました。
③以下のウィンドウが表示されれば、バックアップ作成完了です。ライブラリにあるプロジェクトの総数や容量によって、バックアップ作成完了まで時間が相当に掛かる場合がありますが、気長に待ちましょう。
これで、プロジェクトや保存したスチルのグレードをRAID保護されたボリュームにバックアップすることができました。
Part1-3で紹介しましたDaVinci Resolveの共有プロジェクト構築を他NLEプロジェクトと同様に使用することで、効果的な映像制作フローとしてご利用ください。
また、Facilis HUBサーバーにはFacilis FastTrackerという簡易MAMが付属していますので、そのアプリを使用してFacilisサーバとは別のNAS等にDaVinciのバックアップデータを定期的に移動させることも可能です。
さらに、FacilisにはWAN Linkという外部からFacilisボリュームへアクセスする機能もありますので、DaVinciのプロジェクトをDaVinci Cloudに上げておけば遠隔地でも作業を継続させることも可能です。
Facilis HUB 共有サーバーに関しての詳細はこちら。
※この記事は予告なく変更することがあります。