Editing Support BOX
エディティングサポートボックス

編集設備の購入、既設システムの改修、増設に関するお問い合わせは、
編集システム構築の経験豊富な伊藤忠ケーブルシステムへご相談ください

CDからオーディオをインポート

1つ星
読み込み中...
2008年9月18日
  • システム : 
  • 入出力BOX : 
  • Ver. 

FinalCutProの良い所の一つに、Finderで開いたファイルをそのままFCPのブラウザにドラッグ&ドロップすれば、すぐにリンクが貼られ、素材として使用できる、ということが挙げられます。

オーディオCDのような場合でも、CDをFinderで開いて、FCPのブラウザにリンクさせても編集できてしまうのですが、そこが問題となる場合もあります。




その問題点には、「CDから再生しながらの編集は、重い」「CDをMacから取り出したら、オフラインになってしまう」「サンプルレートが合わない」などが挙げられます。また、ファイルの設定がシーケンスと一致しないと、リアルタイム性に影響が出ます。



この問題を回避するためには、まず、オーディオデータをMac本体もしくは外付けHDDに保存します。

これは、安定した再生速度を保ち、オフラインにならないようにするためです。

また、サンプルレートは、CDから直接読み込むと44.1kHzですから、必ず48kHz(もしくは32kHz)に変換しましょう。



下記にその方法を紹介します。
 









サンプルレート、ファイル形式を変換(例:AIFF、48kHzへ変換)



(1)FCPのブラウザ上にCDのオーディオを読み込む



(2)サンプルレート、ファイル形式を変換する必要があるファイルを選択し、

「ファイル」メニュー(もしくは右クリック)→書き出し→「QuickTime変換を使う」を選択




(3)「形式」メニューから、「AIFF」を選択







(4)「場所」メニューからファイル保存先を 内蔵もしくは外付けHDDに設定。




(5)「オプション」ボタンを押し、

  レート:48.000KHz

を選択、他にもサンプルサイズなど必要に応じて選択する









(6)設定が完了したら、「保存」ボタンを押し、出力させる。





(7)書き出しが完了したら、(1)でブラウザに読み込ませたファイルは削除し、新たに書き出したAIFFファイルをブラウザ上に読み込ませる




これで、編集に適した状態のオーディオデータが作成できました。





ポイント:オーディオファイルは、HDDへ!サンプルレートにも注意を!

※この記事は予告なく変更することがあります。

1つ星
読み込み中...