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IHSE ホットキーの変え方~Tera Tool篇~

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2022年9月29日
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IHSEではKVMとしての操作を行う際、

「ホットキー」と呼ばれる特定のキーの入力(ホットキーの2回連続押し)が起点となり、

デフォルトでは[ 左Shift ]になっていますが、任意のキーへ変更することが可能です。

なお、「ホットキー」の変更はCONユニット単位で可能なため、

使用する全てのCONユニットのホットキーを変更する場合、

①1台ずつ手入力で変更する ② Tera Tool 経由で変更する

上記二通りがあり、本記事では後者の変更方法をご紹介します。

 

※TeraToolでの変え方は「ホットキー」をどのように管理するかによって方法が

 下記の a と b に分かれるため、実際の運用に適した方法をご考慮下さい。

 (マトリクスや Tera Toolのバージョンにより、この方法が実行可能か否かがあるため

  予めご確認とご了承の程よろしくお願い致します。)

 

※Tera Tool を使用して何か設定の変更された場合は、

 必ず画面上部のツールバー内にある[Remote Save]のボタンをクリックして、

 設定の保存を欠かさないよう、お願い致します。


a.マトリクスで一括管理する

この方法では、既にマトリクスに接続されているCONユニットだけでなく、

新規で追加されるCONユニットも含め、全て同一のホットキーに統一できる

という利点があります。

<手順>

Tera Tool にアクセス後、メニュ一覧の[System Settings] の[System]から

[Global OSD Settings]のタブを選択し、Hot Keyのプルダウン内の選択肢から

任意のキーを選び、ページ右下部の[Apply]のボタンをクリックして下さい。

 

b.各CONユニットごとに管理する

この方法では、CONユニットが配置されている場所や

使用する部署やチーム、ユーザーごとなど、敢えてホットキーを分けることで

システム上の区切りをつけたい場合などに適しています。

なお、新規で追加するCONユニットがある場合、都度設定が必要になります。

<手順>

Tera Tool にアクセス後、メニュ一覧の[Extenders & Devices] の[EXT Units]から

ホットキーを変更したいCONユニットを選択し、右側に表示される設定画面内の

[Global OSD Data]のタブへ移行し、Hot Keyのプルダウン内の選択肢から

任意のキーを選び、ページ右下部の[Apply]のボタンをクリックして下さい。

 

◆Applyのボタンをクリックしただけでは変更が反映されず、

 aとb共通で下記の操作が行われた際に反映されます。

 ・CONユニット自体の電源の入り切り

 ・マトリクス本体と各CONユニット間のLANケーブルの抜き差し

 ・マトリクス本体の再起動や電源の入り切り

 

◆なお、マトリクスのGlobal OSD Settingsと各CONユニットのGlobal OSD Dataとでは

 各CONユニットのGlobal OSD Dataの設定が優先されるため、

  a b それぞれにおいて更に下記の様な設定になっているか事前にご確認下さい。

 

<aの管理方法の場合>

○マトリクスのGlobal OSD Settings=指定のキー

●各CONユニットのGlobal OSD Data=Pre-configured 

 

<bの管理方法の場合>

○マトリクスのGlobal OSD Settings=Pre-configured

●各CONユニットのGlobal OSD Data=指定のキー

 

※手入力でのホットキーの変更やホットキーのデフォルトへのリセットは可能ですが、

 Tera Tool で aかbでの設定が既にされている場合、

 上記設定反映の操作がされた際、元に戻ってしまいます。

 

※この記事は予告なく変更することがあります。

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