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コンソールマクロの設定方法

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2024年9月13日
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IHSEでは切り替え手段の一つして、マクロを実行することが可能です。

本稿ではその設定手順について説明致します。


①Tera Toolを起動させ、上部メニューバーの「Connect」を選択し、
 IP Address / User / Password を入力後「Login」を選択します。

  IP Address: 192.168.100.99
  User: admin
  Password: admin

 ※上記のIP Address / User / Password は デフォルト設定のものとなっております。
  変更されている場合は、変更後の認証情報でログインして下さい。

 

② メニューバーの「Active Edit Mode」を選択し編集モードを有効化させてから、

 左横メニュー内の「CON Devices」の項目を選択しマクロを設定するCONユニットを

 選んだ上で「Macros」のタブを選択します。

 

③マクロは「ホットキー✕2+マクロを宛がったファンクションキー」のコマンドを

 入力することで実行されます。

 どのような切り替え動作を宛がうかは左の「Function」で各欄をダブルクリックして

 表示されるプルダウンから選択することができます。

 なお、Windowsキーボードはファンクションキーが12個あるため

 12種類のマクロが設定可能で、Macキーボードは16種類となります。

 それよりもマクロが必要な場合は、

 「左Shift+マクロを宛がったファンクションキー」のシーケンスも用意されているため

 追加で12~16種類のマクロを実行することができます。コマンドは下記になります。

 「ホットキー✕2+左Shift+マクロを宛がったファンクションキー」

 

※各「Function」については下記をご参照下さい。

マクロで実行できる切り替え動作

 

④「Function」から切り替え動作を選択したのち、P1とP2の項目も設定します。

 それぞれの欄をダブルクリックするとプルダウンが表示されます。

 

・ P1=切り替え動作を実行するCONユニットを選択

⇒「Current CON」=マクロのコマンドを入力したCONユニット

 

・ P2=その実行の対象となるCPUユニットを選択

 

 

設定が完了したら、右下のApplyで設定を保存します。

 

⑤一つのファンクションキーに宛がえる切り替え動作、

 つまり一度のコマンドで実行可能な切り替え動作は16個となります。

 そのためマクロの組み方は運用形態によって多岐に渡りますが、

 例として、F1~F12のファンクションキーそれぞれで切り替え先となるCPUを

 一つずつ違うものにすることで、そのCONユニットにおけるショートカットとして

 使えますし、F1~F7にそれぞれ10個ずつ別々の切り替え動作を設定しておけば、

 曜日ごとの接続先プリセットなどを仕込んでおくことも可能です。

 

⑥同じマクロを宛がいたい場合は「Copy Key Macros」を押し、

 移したいファンクションキーを選択してから「Paste Key Macros」を押せば

 コピー可能です。なおコピーは同CON内だけでなく、別のCONユニットに対しても

 行えます。

※この記事は予告なく変更することがあります。

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