Editing Support BOX
エディティングサポートボックス
編集システム構築の経験豊富な伊藤忠ケーブルシステムへご相談ください
コンソールマクロの設定方法
- システム :
- 入出力BOX :
- Ver.
IHSEでは切り替え手段の一つして、マクロを実行することが可能です。
本稿ではその設定手順について説明致します。
①Tera Toolを起動させ、上部メニューバーの「Connect」を選択し、
IP Address / User / Password を入力後「Login」を選択します。
IP Address: 192.168.100.99
User: admin
Password: admin
※上記のIP Address / User / Password は デフォルト設定のものとなっております。
変更されている場合は、変更後の認証情報でログインして下さい。
② メニューバーの「Active Edit Mode」を選択し編集モードを有効化させてから、
左横メニュー内の「CON Devices」の項目を選択しマクロを設定するCONユニットを
選んだ上で「Macros」のタブを選択します。
③マクロは「ホットキー✕2+マクロを宛がったファンクションキー」のコマンドを
入力することで実行されます。
どのような切り替え動作を宛がうかは左の「Function」で各欄をダブルクリックして
表示されるプルダウンから選択することができます。
なお、Windowsキーボードはファンクションキーが12個あるため
12種類のマクロが設定可能で、Macキーボードは16種類となります。
それよりもマクロが必要な場合は、
「左Shift+マクロを宛がったファンクションキー」のシーケンスも用意されているため
追加で12~16種類のマクロを実行することができます。コマンドは下記になります。
「ホットキー✕2+左Shift+マクロを宛がったファンクションキー」
※各「Function」については下記をご参照下さい。
マクロで実行できる切り替え動作
④「Function」から切り替え動作を選択したのち、P1とP2の項目も設定します。
それぞれの欄をダブルクリックするとプルダウンが表示されます。
・ P1=切り替え動作を実行するCONユニットを選択
⇒「Current CON」=マクロのコマンドを入力したCONユニット
・ P2=その実行の対象となるCPUユニットを選択
設定が完了したら、右下のApplyで設定を保存します。
⑤一つのファンクションキーに宛がえる切り替え動作、
つまり一度のコマンドで実行可能な切り替え動作は16個となります。
そのためマクロの組み方は運用形態によって多岐に渡りますが、
例として、F1~F12のファンクションキーそれぞれで切り替え先となるCPUを
一つずつ違うものにすることで、そのCONユニットにおけるショートカットとして
使えますし、F1~F7にそれぞれ10個ずつ別々の切り替え動作を設定しておけば、
曜日ごとの接続先プリセットなどを仕込んでおくことも可能です。
⑥同じマクロを宛がいたい場合は「Copy Key Macros」を押し、
移したいファンクションキーを選択してから「Paste Key Macros」を押せば
コピー可能です。なおコピーは同CON内だけでなく、別のCONユニットに対しても
行えます。
※この記事は予告なく変更することがあります。