Editing Support BOX
エディティングサポートボックス
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【CalDigit HDPro】Windowsで2TBを超えるボリュームでの設定の注意
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WindowsでHDProを2TBを超える単一ボリュームでマウントさせる場合、特殊な設定が必要となります。
↓CalDigitのサポートページ
http://www.caldigit.jp/index.php/faq-support-8/104-hdpro-2tbwindows.html
ただし、Windowsにて、HD非圧縮以上の解像度でキャプチャする場合、HDProの2TB以上のボリュームを作れる方法では不具合が発生するケースが多く報告されています。
ちなみに、Avidで検証を行ってみたのですが、HD非圧縮8bitでのキャプチャをした際に、
「Video Over Run」といった内容のエラーが出てキャプチャができませんでした。
この場合の対処法として、
・セクタサイズ 512でイニシャライズをかける
(イニシャライズは必ず使用するプラットフォームと同じ環境で行います。Windowsで使用する場合は、Windows上でイニシャライズをかけます)
・2TBを超えるLUN(ロジカルユニットナンバー)を避けるために、スライシングをかける
・スライシングをかけたら、LUN MappingでLUNを各スライスに割り当て
る
・どうしても1つのドライブに見せたい場合は、「ディスクの管理」でスパンボリュームを組む
という手順が考えられます。
①既存のアレイがある場合はDelete Arrayで消去し、セクタサイズ512でイニシャライズをかけます。(RAID 0、 RAID 5どちらでも問題なし)
②イニシャライズが完了したら、Optionsで「Slicing」を選びます。
③2TBを超えそうな場合は各スライスを1、900以下の値に設定します。
④スライスが完了したら、Optionsから「LUN Mapping」を選びます。
0から順に、作成したスライスにLUNを割り当てます。LUNはコンピュータから見て1つのハードディスクとして認識される単位です。
⑤LUNを割り当てたら、ディスクの管理でハードディスクのように見えます。ボリュームを作成し、フォーマットをかけます。(クイックフォーマットで構いません)
ちなみに、今回検証を行ったシステムは下記の通りです。
WindowsXP SP2
Avid MediaComposer 3.0
CalDigitドライバー1.8.3
RAID Shield 1.8.2
※この記事は予告なく変更することがあります。