Editing Support BOX
エディティングサポートボックス
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AJAやBMD等のI/OをAdobe、Avid、FCPで使用する際の注意点
- システム :
- 入出力BOX :
- Ver.
最近のNLEソフトウェアは、サードパーティのI/Oを任意で後付け出来るようになっています。
サードパーティI/Oを使用する際には、使用するNLEソフトに合ったドライバを正しい順番で正しいバージョンのものをインストールしないとNLEソフトで正常使用出来ないことがありますので注意してください。よく起こる不具合としては下記のようなものがあります。
よく起こる不具合:取込みのツールを開けない、使用したいcodecを取込みcodecとして選べない、動作が不安定、書き出し出来ない、再生音声がずれる etc
Macをお使いの場合には、さらに使用しているOSのバージョンで使用出来るドライバのバージョンがかなり変わってきます。
サードパーティのI/Oを使用してNLEをインストールする場合の順番は、必ず下記の順番になります。
【ドライバインストールの順番Mac・Win】
QuickTime7(FCPXの場合には必要ありません)インストール ⇒
NLEソフトインストール ⇒
I/Oドライバインストール ⇒
AJAの場合にはNLE専用ドライバインストール(古いドライバv16.1以前のみ)
I/Oドライバは必ずNLEソフトの次にインストールします、そうしないとI/O自体を認識出来ないことがあります。
インストール後には基本的にPC/Mac再起動が必要になります。
NLEソフトに合わせたドライバのどのバージョンを使えば良いのかは、各I/Oメーカのドライバダウンロードサイトに必ず適合OS、NLEソフトバージョンが書いてあります。
必ずそのNLEソフトバージョンに合ったドライババージョンを使用しないとソフトのバグ以上に、様々な不具合が多くなります。
下図はAJAのサイトにあるMac版最新ドライバ12.2のリリースノートです。
上図であれば、OS10.10/10.9.5のみドライバを使用可能です。OS10.8.5や10.7.2では動作保障されてませんので、インストール出来ません。
また、NLEソフトの細かいバージョンも当然合わせる必要があります。
それに伴い、NLEソフトのバージョンアップを行う必要性が発生することもあります。
その場合には、必ずNLEソフトのバージョンアップ手順を守って新しいソフトをインストールする必要があります。
FCP6.0.xの頃からの玄人ユーザであれば、ソフトのバージョンとI/Oバージョンがx.1違うだけで挙動が変わって大変だった記憶があると思います。
現状でもNLEソフトは、以前よりもさらにアップデートを頻繁に繰り返しています。
必ず新しい仕様のNLEシステムを業務運用する場合には、出来る限りの動作確認を行ってから運用するようにしましょう。
案件毎に編集作業方法が変わってしまう制作状況ですが、ベースシステムが安定しているからこと様々なフローが組めます。
※この記事は予告なく変更することがあります。