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Facilis HUB共有サーバーでDaVinci Resolveのプロジェクトが管理できます!Part 1

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DaVinci Resolve 17から複数ユーザーが同じプロジェクトで作業できるコラボレーション機能があります。

DaVinci Resolve コラボレーション機能について:https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/collaboration

そのコラボレーション機能を使うためには、DaVinci Projectライブラリデータベースを常時稼働させておく端末を作成する必要があります。しかし、編集作業用の高価なワークステーション端末をプロジェクトサーバーとして運用させることは難しいと思われますので、常時サーバーとしてメディアデータを管理している共有サーバーに構築させる方法を今回ご紹介します。

弊社取扱い製品であるFacilis HUB共有ストレージサーバーは、Windowsベースのサーバーなので簡単にDaVinci Resolve Project Serverを組み込むことができます。代表的なNLEやDAWのプロジェクト共有が可能なコンテンツ制作に特化した共有サーバーです。

Avid MediaComposerやAdobe PremierePro等のNLEプロジェクトは、Facilis HUB ボリューム上で共有させて、DaVinci ResolveプロジェクトはFacilis サーバー上にデータベースを構築させることで、主要なNLEソフトのプロジェクトを効率よく管理することが可能になります。
映像制作作業で得意なアプリケーションを使い分け、複数人による同時編集作業を実現することが簡単にできます。

今回のPart1では、DaVinci Resolve Project Serverの設定を行うところまで説明します。


【DaVinci Resolveプロジェクトデータベースの設定手順】

①DaVinci ResolveのProjects Serverを、Blackmagicdesign社のHPからダウンロードします。



②Facilisサーバーにインストールします、インストール後にサーバーの再起動が必要になりますので、サーバーデータが使われていないタイミングで実施します

③インストール後にProject Serverを起動させます。


④新規プロジェクトライブラリーを作成します、今回は「DaVinci」で作成しました。


⑤作成したプロジェクトライブラリーに、各NLE端末をアクセスさせるためのAccessKeyファイルを出力します。

Access Keyファイルは、クライアント側のDaVinci Resolveソフトから、共有サーバー内のプロジェクトライブラリーにアクセスさせる初回設定をする際にのみ使用されます。
作成したプロジェクトの[i] ボタンを押して、歯車マーク>Export Access Keyをクリックして出力します。





次回に続く。

 

※この記事は予告なく変更することがあります。

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