Editing Support BOX
エディティングサポートボックス
編集システム構築の経験豊富な伊藤忠ケーブルシステムへご相談ください
不具合発生時の確認ポイント~単純延長~
- システム :
- 入出力BOX :
- Ver.
IHSEの不具合は、採用されているシステム環境依存でケースバイケースな面が
どうしてもあるため、問題の切り分けが非常に重要になってきます。
本稿では不具合発生時のファーストアプローチとしての確認ポイントを
列挙しておりますので、弊社へのお問い合わせの際ご参照下さい。
■基本確認事項
・当該ユニットの型番とシリアル
・障害発生に至るまでの経緯
・現症状、再発性
・ユニット自体及び周囲温度
・PCのOS
・接続形態(オプションボードの実装・使用有無)
・当該ユニットの映像コネクタ側のステータスLEDの光り方と色
・当該ユニットのLANポートのLEDの光り方(点滅or点灯)と色
※LED各色参照先
https://itochu-cable-systems.jp/esb/category/useful/ihse/2021/06/6438/
■はじめに行う切り分け
・マウス/キーボード操作の可否(ホットキーが効くかどうかも要確認)
※ホットキーとは・・・
KVMコマンド入力の起点となる特定のキー(デフォルトでは「左Shift」 )のことを指し、
それを2回連続で押すと、通常はキーボード上の「Caps Lock」「Scroll Lock」の
LEDが点滅します
⇒ マウスやキーボードが操作できない場合、別のマウスやキーボードを試す
[他のIHSEでは動作しているものが望ましい]
⇒ 無線のマウス・キーボードやUSBハブ・ドックなどの使用有無
※基本的にどちらも使用するのは非推奨でユーザー様判断となっております
・映像出力の有無
・モニター名とPCが認識しているEDID名と使用解像度
[モニターが検知している解像度が望ましい]
⇒ EDID名や出力解像度は、できる限り搭載されているグラフィックボードの
コントロールパネル(IntelやNVIDIA)のディスプレイ設定から確認
できない場合は各OSのディスプレイ設定内で認識されているディスプレイ名を確認
また、モニターが受信している解像度については各本体側のメニューなどから確認
・当該ユニットの電源入り切りによる効果の有無
・PCの再起動(ホットリスタート)や電源オフ/オン(コールドスタート)による効果の有無
・(比較対象にできるユニットがあれば) 他のCONまたはCPUとの接続による
症状変化の有無
※この記事は予告なく変更することがあります。