放送・ポストプロダクション 事例
中京テレビ放送株式会社

名古屋 テレビ放送事業

The Customer

中京テレビ放送株式会社

中京テレビ放送株式会社は、名古屋駅近くに本社を構える日本テレビ系列の地上 波テレビ放送局です。
2016年の新社屋設立時に、IHSE社製KVMシステムをご採用頂きました。

The Challenge

AからDまでの収録スタジオサブと報道フロア、CGテロップ、編集設備を始めとして、送出、回線設備までをも包括的に接続し、全館に設置されたワークステーションの自由なルーティングと遠隔操作により、運用の大幅な効率化を実現しています。国内放送局へ初めて導入された「Draco tera Enterpriseスイッチ」は、シングルファイバーを使用した⾧距離延⾧にも対応しています。また、1組のキーボードとマウスで複数台のワークステーションを監視・制御が可能なMulti-Screen機能や、複数スイッチ間の双方向通信を確立するMatrix Grid機能など、製品が持つ高い能力を余すことなく使用したハイエンドシステムとなっています。

2020年にはIHSE社初のIP-KVMであるIP CON R488-1IPCを追加増設いただきました。これにより、インターネットを経由してリモートで社屋内のDraco KVMシステムにアクセスし、マトリックススイッチに接続された各端末を、遠隔から操作・モニタリングできる環境が整備されました。

The Solution

The Solution

The Solution

システム概要

  • Draco tera Enterprise 160ポートKVMスイッチ(ファイバー)x1式
  • Draco tera Compact 32ポートKVMスイッチ(CatX)x3式/16ポートKVMスイッチ(CatX)x1式
  • エクステンダー総数約300式

The Benefit

独自のプロトコルで動作するIHSE社製KVMシステムは、接続される端末数やビデオ解像度など、システム環境に影響されない優れた操作性と信頼性の高さから、北米・ヨーロッパの著名な放送局やポストプロダクションスタジオはもちろん、日本国内の放送局や編集スタジオ、MAスタジオに豊富な導入実績を誇ります。ボトルネックの存在しない安定した動作と数多くの独自技術により、IP-KVMでは叶わなかったストレスフリーな業務を可能にします。

延長機

エクステンダーと呼ばれるKVM延長機は、一般的なDVI/VGA信号はもちろんの事、HDMIやデュアルリンクDVI、ディスプレイポートなど、規格ごとにモデルがラインナップされています。使用するケーブルはCatXとファイバーから選択でき、CatXで最長140m、ファイバー(シングルモード)で10KmのKVM延長が可能です。ファンレス構造により、作業の邪魔となるいかなるノイズも発しません。

KVMマトリックススイッチ

複数のCPUとKVMの自由なルーティングを実現するKVMマトリックススイッチも、最小8ポートのスタンドアローンモデルから最大576ポートを実装可能なモジュラー式のモデルまで、豊富なラインナップから最適な1台を選択可能です。アメリカNBCは288ポートモデルを4台、576ポートモデルを2台併用したシステムを運用しており、その高い操作性と非常に安定した動作を証明しています。電源の2重化はもちろん、フルリダンダントのシステム構築も可能で、ミッションクリティカルな設備にも余裕を持って対応します。

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